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【CODE VS 4.0】まだ終わりじゃない!「チームラボ×中学生」感動のエキジビジョンマッチ

CODEVS

決勝戦に続き、スペシャル・メニューとして、「協賛企業最強決定戦」のエキジビジョン・マッチを開催。ワークスアプリケーションズ(umiyoshi氏)、ドワンゴ(kusano氏)、DeNA(jellies氏)、そして課題のゲームそのものを開発したチームラボから、予選で参加者を手こずらせたAI、grunの中の人。これまでの「CODE VS」で決勝戦出場経験のある猛者が混じった戦いが始まった。

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協賛企業戦-1 ワークスアブリケーションズ対ドワンゴ

第一試合は、ワークスアブリケーションズ対ドワンゴ。プログラミング歴は10年ながら、こうした競技プログラミングは初めてというワークスアブリケーションズのumiyoshi氏に対し、ドワンゴ側の出場者kusano氏は、学生時代に「CODE VS」決勝戦に出場した経験の持ち主だ。

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「凝ったことをする余裕はなかったので、愚直に頭の中で考えた戦略をプログラムとして再現しようとしました」と、試合前のアンケートでコメントしていたumiyoshi氏。しかし、さすが「CODE VS」決勝戦経験の重みがモノを言ったか、ドワンゴ・kusano氏の軍勢の波状攻撃が功を奏して3連勝。

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協賛企業戦-2 DeNA対チームラボ

第二試合は、DeNA対チームラボ。DeNA側出場のjellies氏は、CODE VS初回優勝者、しかも直大氏同様、決勝戦優勝のmaroon_rk氏と同じ中学、同じ部活のOBなのだとか。
ここはその貫禄を示したいところ……ではあったが、効率よく資源を回収したチームラボが、ナイトを怒濤のように生み出す怒濤の攻めを見せた。

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チームラボ側のAIは、予選でも強さを発揮したgrunを、さらに予選結果をフィードバックして速攻対策を強化したmegagrun。
チームラボ側の赤い軍勢がマップを埋め尽くし、敵側に雪崩のように突き進んでいく動きは、ここまでの戦いでは見ることはできなかった光景。そのけた違いの迫力に会場も、ニコ生のコメントもどよめく。

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結果、チームラボ側の3連勝。「まさか、あのgrunが、もっと強くなって出てくるとは想定外でした」とは、敗者DeNAのjellies氏談。

協賛企業-3 ワークスアブリケーションズ対DeNA

第三試合は、ワークスアブリケーションズ対DeNAという、前2試合の敗者同士の対決。

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これはDeNA・jellies氏のAIが、10グループにおよぶアサシン軍団を作成し、ワークスアブリケーションズ・umiyoshi氏側の城に波状攻撃を敢行。これが功を奏し、DeNAの3連勝という結果となった。

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協賛企業戦-4 ドワンゴ対チームラボ

第四試合は、ドワンゴ対チームラボ。試合経過としては400ターン後半から500ターン越えと、それなりの長さの試合となったが、中盤以降は、またしてもマップを真っ赤に覆い尽くすチームラボの圧倒的攻撃に、対戦相手はなす術なしといった様子。

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またしてもチームラボ、無傷の3連勝となった。「無印のgrunが相手なら勝てると思うんですけれど、megaが付くと全然ダメでした」と、ドワンゴのkusano氏を唸らせた。

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協賛企業戦-5 ワークスアブリケーションズ対チームラボ

第五試合は、ワークスアブリケーションズ対チームラボ。製作者自身が「愚直な」と語るワークスアブリケーションズ側のプログラムも、これまでの試合に登場した他のAIに比べ、決して動きが鈍いわけではない。

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しかし、それでもチームラボの「赤い雪崩」の強さは圧倒的。「こういう大会って、主催者側は実は勝てないことが多いんですけれど、これはすごいですね」と直大氏も感心する、またまたチームラボ無傷の3連勝となった。

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協賛企業-6 ドワンゴ対DeNA

第六試合は、ドワンゴ対DeNA。さて、ここまではすべてストレートで勝負が決まってきたエキジビジョンマッチだが、最後のこの試合に来て、取りつ取られつの熱戦、文字通りのシーソーゲームに。

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しかし最後は、「まさにDeNAの野球を見ているようじゃありませんか?」という逆転劇でDeNAが試合を制した。

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協賛企業最強決定戦を終えて

試合終了後のコメントで、ワークスアブリケーションズ・umiyoshi氏は「普段、こんな『城を攻める』みたいなものは作ったことがないので……」と、若干悔しげ。
だが、「(国産初の大手企業向けERPパッケージソフトを開発・販売という)当社はお堅いイメージかもしれませんが、賑やかで楽しい会社ですので、興味のある学生さんはぜひ」とフォローも忘れない。

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一方、ドワンゴのkusano氏は「CODE VSは5.0もあるんでしょうか。その機会には、ぜひ今日のリベンジを果たしたい」とコメント。

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DeNAのjellies氏も「来年もまたぜひ呼んでほしい!」と、再戦のやる気満々。

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チームラボは「変わった戦術、面白い戦術を見られてよかった」と、圧勝の余裕を感じさせるコメントを述べた。

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そして真の強者が決まる!

「さあ、これで終わりか? それじゃ面白くないですよね。いく? いっちゃいますか?」と、会場を盛り上げる司会・進行の高橋大輔氏。この日のトリとなる試合は、当然ながら、優勝者のmaroon_rk氏と、エキジビジョンマッチを制したチームラボとの「真の日本一」を賭けた戦いである。

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もっとも、ゲーム自体を知り尽くしている上に、予選の経験もフィードバックしているので当然とも思えるが、チームラボはまさにラスボス的存在感。
しかも、「誇りを掛けて本気で勝ちにいきます」(田村氏)というチームラボ陣営。企業を本気にさせる中学生、しかし「これは、象にアリが挑むようなものですよ?」の声も。

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実際、エキジビジョンマッチの、大戦末期ベルリンになだれ込んだソ連軍もかくやの圧倒的な戦いぶりを見てしまうと、観戦者のほとんどがが、「ちっ、やっぱり大人ってきたねーよ!」的結末を予想したに違いない。
その通り、第1戦はチームラボ/megagrunの怒濤の攻めにmaroon_rk氏の城は336ターンで陥落。第2戦もまた、それが繰り返されると思ったときに……maroon_rk氏のアサシン軍団の城攻めが炸裂し、なんとmegagrunに初めて土が。場内騒然!

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しかもそれが一度ではなかった。アサシン軍団の攻めを受け切り、逆に拠点を潰される経過をたどることもあったものの、第5、6戦とアサシンの攻撃が刺さって同点に。

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「流れが来ている感じがします」と、maroon_rk氏本人も語る互角の戦いぶり。

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その後チームラボが連勝し、王手を掛けたものの、そこからなんと、maroon_rk氏が3連勝、奇跡の大逆転勝利!

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その瞬間会場が歓声に包まれたのはもちろん、会場壁面のスクリーンはびっしりと88888…とお祝いコメントに覆い尽くされ、真っ白という状態になったのだった。

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「5回負けた時点で、実はもう終わったなと思ったので、大逆転はものすごく驚いています」と、maroon_rk氏本人も、ちょっと呆然の態。

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チームラボの田村氏も「日本の未来は明るいじゃないか、と思います」と惜しみなく賛辞を送る。その一方で、「7年後、ウチに来てください」と、さりげなくお誘いも。

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直大氏は「正直言って、試合経過を見てビビリました。対戦前は、『これは勝てないな、かわいそうだな』と思っていたくらいです。僕が出ても勝てなかったんじゃないかと思います。これを見てしまうと、来年は自分でも(プログラムを)組んだほうがいいかな、と思ったりします」。

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また、ゲストの池澤あやかさんも「ここで見て解説するだけなら簡単ですけれど、実際には、そこにはいない相手を想定して、対策を考えてプログラミングをしていかないといけない。それは、とても大変なことだと思います。本当に楽しませてもらいました!次回は私もチャレンジしてみたいです」と感想を述べた。

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「中学生プログラマ」の優勝で、大盛り上がりを見せた今回の「CODE VS 4.0」。観戦するだけでも十分に面白い。いや、プログラミングに覚えがある人は、自分でも参加してみたくてたまらなくなったのではないだろうか。次はどんなドラマが見られるのか、期待が高まるばかりだ。

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この決勝イベントは「ATND」で告知・募集し、多数の来場者の方にお越しいただきました。ありがとうございます!

イベント開催支援ツール アテンド : ATND

 

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