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優勝・上位入賞者・解説・主催者を直撃インタビュー!「CODE VS 4.0どうだった?」

CODEVS

CODE VS 4.0が終わってから、早3カ月が経ちました。事務局では、早くも次回のCODE VSについて議論を開始しています。また、2013年と2014年に開催された「CODE VS 3.0」と「CODE VS 4.0」のゲームクライアントがダウンロード可能になりました。次のCODE VSまで待ちきれないという方は、ぜひ復刻版をお楽しみください。

戦略ゲーム(CODE VS 4.0復刻版)
爆弾ゲーム(CODE VS 3.0復刻版)

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ということで、今回はCODE VS 4.0復習編。決勝戦終了後に上位入賞者・解説・主催者に聞いたコメント集をお届けします!

AIのプログラミングにかけた時間は100時間

f:id:carraria:20160317165350j:plain優勝者 maroon_rkさん

今回、中学校のパソコン研究部に属しているほかの友達は、本戦が2月8日にある「情報オリンピック」に力を入れていて、結局、僕だけこちらに参加することになりました。クラブに所属して3年弱、こつこつプログラミングをやってきたんですが、これまで個人的には大した実績もなく、何か部活動に貢献したいなと思って、たまたま知って「面白そうだな」と思ったこの大会にエントリーしました。

決勝トーナメントまで勝ち残れば部活動の宣伝もできる!それに、ちょっとぶっちゃけた話をすると、いい成績が残せれば、生徒会からたくさん部活動の予算が下りるんですよ。それが理由で、結構頑張りました。今回参加したAIのプログラミングには、合計で100時間くらいかけたかな、と思います。

実は、CODE VSに参加する前は、グラフィックスに一番興味があったんです。今回、こうして素晴らしい結果を残すことができて、AIも自分に向いているのかもと思い始めました。将来は、グラフィックスとAI、両方活かせるゲーム分野とかいいかなあ、なんて思いました。

将来はゲームプログラマに!

f:id:carraria:20160317165351j:plain2位 iwashi31さん

去年の暮れ、ツイッター上でこの大会の存在を知って参加しました。予選では6位。より上位の人たちの戦い方はやはりすごくて、「これは敵わないな……」と思い、決勝はそのリベンジという感覚もあったのですが、結果的に、初参加でここまで勝ち上がることができてよかったです。

今は大学在学中ですが、もともとゲームに興味があってプログラミングを始めたので、将来はゲームプログラマ、少なくともプログラミングのスキルを活かせる仕事に就ければいいなと思っています。

防御型を極み切れなかったのが残念

f:id:carraria:20160317165353j:plain3位 mecha_g3さん

「CODE VS 2.1」のときに速攻型で負けてしまったので、今回は防御重視の戦略で臨みました。ゆっくり時間かけて戦うものにしたかったのです。勝因と敗因、その両方に関わるのですが、勝ち上がれたのは防御重視のタイプだったこと、しかし最後まで勝てなかったのは防御型を徹底できなかったことかな、と思います。

決勝戦参加者の方たちは、皆さん、速攻型がベースになっていたと思います。それを想定して、それによりよく対抗するには、防御型かなと読んでいたんです。もっとも、予選通過から決勝戦までにあまり時間がなく、あまり本格的なプログラムの修正ができず、予想に基づく対処をし切れなかったことが、個人的には反省ポイント。だけど、他の人と違う戦い方が見せれて上位に入れたのは、満足ポイントです。

スリリングでエキサイティングな体験

f:id:carraria:20160317165355j:plain司会・実況 喜屋武ちあきさん(きゃんち)

私はもともとプログラミングの素人なのですが、本当にスリリングでエキサイティングな体験でした!プログラミングってこんなに楽しい、観戦していてもこんなに興奮するものなんだというのがビックリですね。

特に今回の大会で思ったのは、いろいろな戦い方があるんだなということ。皆さん、「これはどうなるんだろう」と予測して作ってらっしゃる。それが、どう有効に働くかというのが面白さになっている。それだけ、いろんな人に挑戦の機会がある大会でもあると思うんです。

私もプログラミングを覚えて、いつか参加してみたい!

個性的なAIが多く、参加者のパワーがあった

f:id:carraria:20160317165356j:plain解説 高橋直大さん

僕の事前予想では、もっと万能型のAIがたくさん登場するんじゃないかと思っていました。しかし、思ったよりも皆さん、やりたいことがはっきりしているというか、個性的なAIが多かったですね。皆さんのパワーが伝わってきて非常に面白いというか。けれども基本的には速攻型ベースが多く、それは予選から決勝戦までの時間がそれほどなかった影響かな、と思います。

試合中のコメントでも言いましたけれど、守るというのはなかなか難しくて、完全に対応するのは難しい。とはいえ、速攻型が多い中では、それがうまくはまればかなり威力を発揮する。その点では、防御重視だったmecha_g3さんは、狙いはよかったなあと思います。
それにしても、最後にmaroon_rkさんが、チームラボさんのAIまでも破ってしまったのはびっくりしましたね! それまでの試合経過を見た限りでは、チームラボさんのmegagrunの強さは圧倒的でしたし、あれに勝つのは相当難しそうだと思いましたから。それが奇跡の逆転勝利。あれはすごかった!

しかし、6勝5敗という対戦結果は、かなり運に左右された部分も大きかったと思います。同じように戦っても、maroon_rkさんが同じように勝てるとは限らないかも。しかしそれも含めて、本当に興奮する大会でしたね。

次回の課題ゲームはさらに面白いものを!

f:id:carraria:20160317165358j:plain解説 チームラボ株式会社 取締役 田村哲也氏

最後の試合、本当に手加減していませんからね!ここは素直に負けを認めます。彼、maroon_rkさんが本当に強かったんですよ。

実際、今回ウチから出たAI(megagrun)は速攻性も、資源回収の効率も高く、実際、僕も「これはいける!」と思っていました。それでも、ああいう相手が出てくるところが、この大会のすごさであり、面白さだと思います。

それにしても、タワーディフェンス、落ちゲー、爆弾ゲーム、そして今回の戦略ゲームと来て、この次はどんな課題ゲームを作ろうかな(笑)。それも今後に向けての大きな課題。頑張って面白いゲームを提供したいと思います。

ドラマチックな戦いを見せてくれるCODE VS

f:id:carraria:20160317165410j:plain協賛 リブゼント・イノベーションズCEO/ライフズテック CTO 橋本 善久さん

前職、スクウェア・エニックスのCTO時代から、協賛企業として参加していたので、CODE VSには最初期から関わっています。そのたびに素晴らしい対戦に興奮するんですが、特に今回に関しては、今までのようにきっちりマス目が見えるゲームではない戦略ゲームで、見た目にも進行にもアナログ感がある。関連するパラメータも多く、プログラムを作る参加者の皆さんも難しさがあったのではないかと思うのですが、それでも、あれだけドラマチックな戦いを見せてくれる。まったくすごいですね。

現在私は、ソフトウェアの自社開発、企業向けコンサルティング、イベントの企画・運営などを事業の柱とするリブゼント・イノベーションズを経営していますが、その一方で、主に中・高校生向けにIT教育プログラムを提供するライフズテック株式会社の執行役員 CTOも務めています。その生徒さんたちにも、ぜひ積極的に、このCODE VSに参加してもらいたいな、と強く感じました。

大会参加のAIの開発・設計を通して、大きく知見を高めていけるのは間違いないと思う。それだけの力が、このCODE VSにはあると思います。

プロレスでも見ているかのような“勝負の熱さ”

f:id:carraria:20160317165359j:plain特別ゲスト 池澤あやかさん

私も普段、いろいろプログラムをいじったりしているんですが、それはWeb系などが主。その点では、馴染みのない分野のプログラムといえます。私がいつも手がけているものと最も大きく違うのは、やはり対戦する相手の動きを予測して、それに対処する方法をあらかじめ組み立てておくというところです。見ていて、「えっ、ここまでするの?」と、対策に対策を重ねる緻密さとエンタメ性には驚きましたね。

それに加えて、マップ生成の運とか、AI同士の相性といった問題も、すごく勝負の行方を左右しているんだなと思いました。まるでプロレスでも見ているかのような、“勝負の熱さ”を感じて、ものすごく楽しめました。特に最終戦は本当にすごかったですね!

予想をはるかに超えた盛り上がりに感謝

f:id:carraria:20160317165401j:plain主催 株式会社リクルートキャリア 橋本将崇

今回から年齢制限枠を撤廃して、これまでの「学生プログラマ日本一決定戦」から、「学生」という縛りをなくしました。それによって、過去、学生時代にCODE VSで活躍した経験のある人が、さらに経験を積んで、社会人となって参加して盛り上がるんじゃないかと予想していました。

結果としては、予選を含めた参加者の総数がこれまでの400~500人程度に比べ、今回は約1000人と倍増しました。それにしても、まさか中学生参加者が優勝してしまうとは。これはまさに予想をはるかに超えた出来事でした。

しかし、レベル的にも非常に高く、見ていてものすごく興奮する大会でしたね。今後もぜひ、盛り上げていきたいと思っています。

CODE VS 3.0と4.0のゲームクライアントがダウンロード可能に

CODE VS 3.0「爆弾ゲーム」とCODE VS 4.0「戦略ゲーム」のゲームクライアントがダウンロード可能になりました。詳しくはこちらをご覧ください。

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次は、5月初旬くらいのお知らせをお楽しみに!

ということで、過去最高の盛り上がりを見せてくれたCODE VS 4.0。ぜひ、次回もご期待ください!

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