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あとで読むアプリPocketの未読をスッキリ!──積読をさせない『Readigest』4つの機能

Lifehack

「この記事気になるから後で読もう」──そう思って、iPhoneアプリ「Pocket」にどんどん記事をストック。そして未読記事を読もうと思っても、あまりにも多すぎて読む気が起きない。そんな未読記事を消化できない方におすすめのアプリが誕生した。それが「Readigest(リージェスト)」だ。

Readigest開発者たち

Pocketに溜まった未読記事の消化を促進する「Readigest」

Readigest」はPocketに溜まった未読記事を自動的にカテゴリ別に分類して、週単位でまとめてくれるアプリである。「Pocket」を知らない人はいないかもしれないが、PocketとはWebの気になる情報を保存し、時間のあるときに読むためのアプリで、iPhoneおよびiPad向けベストアプリの一つに選ばれており、ユーザー数も非常に多い。とはいえ、同アプリで記事を溜め、後で読もうと思ってもなかなか時間がとれず、未読記事ばかりが増え、なかなか消化できないという方も多いのではないだろうか。

Readigest - 溜まった未読記事を消化

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 実際、「Readigest」を開発したリクルートキャリアの橋本将崇さんもそんな課題を解決したいと思った一人だ。

橋本将崇さん▲株式会社リクルートキャリア 橋本将崇さん

「昔から積読(つんどく)派の人はいたように、今もWebの情報をお気に入りに登録したり、Pocketに入れたりするけど、なかなか読まない人がたくさんいると感じていました。そんな人に読むべきモノを取捨選択する方法を提示できればと考えました」

ネット記事の積読手法はPocketだけではなく、Facebookの保存機能やはてなブックマーク(はてブ)などいろいろある。その中でなぜPocketを選んだのか。

「はてブは、すでにテクノロジーのリファレンスで活用されているイメージが強かったんです。一方、Pocketはビジネスパーソンに使われているイメージがありました。リクルートキャリアのミッションはすべての働く人を支援していくこと。だからまずは、より幅広く働く人たちに使われているであろう、Pocketをターゲットとしました」

積読をさせない「Readigest」4つのオススメ機能

「Readigest」には積読をさせないための工夫がある、と橋本さん、そして現在の開発担当者である片岡悠人さんは口を揃える。そのオススメ機能は4つあるという。

片岡悠人さん▲株式会社リクルートキャリア 片岡悠人さん

  1. 溜まった未読記事を自動的にカテゴリ別に分類
  2. 週単位でまとめて一覧化
  3. 各記事に想定読了時間が表示
  4. 各記事の重要度や人気度が一目でわかる

第一はPocketに溜まった未読記事を自動的にカテゴリ別に分類してくれること。

Pocketに溜まった未読記事を自動的にカテゴリ別に分類
「Pocketの弱点であり、未読記事が増える要因にもなっているのが、記事が無秩序に並んでいること。そこで保存した記事をジャンル分けすれば読みやすさが向上すると考えました」(橋本さん)

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当初は形態素解析を使って、一からジャンル分けするところから開発に取り組もうとした。しかし、他の情報収集アプリと並ぶ精度にするには、それ相当の時間がかかる。

「このアプリの開発にかけた時間は約1カ月半。それなりの精度を持ったカテゴリ分けをするため、はてブのAPIを使ってはてブのタグ情報を取得し、それを使って保存した記事の分類を実現しています」

第二に週単位でまとめて一覧化してくれること。

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「週末に未読記事の消化を促すために、通知機能を付けています。1週間単位なら、そんなに未読数も増えませんから」と片岡さん。

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第三は各記事に想定読了時間が表示されていることだ。

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第四に各記事の重要度や人気度が一目でわかるよう、FacebookやTwitterなどのSNSのカウント数を表示する機能が付いていることだ。そして既読した記事はアーカイブとなるため、「消化した」感が得られると同時に、また読み返したいときはいつでも読み返すことができるようになっているのだ。

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「Pocketは記事の見出しが表示されるだけですが、Readigestだと写真と最初の数行、予想読了時間、さらにSNSのカウント数が表示されます。例えば限られた時間でもどの記事なら読むことができるのか判断できます。またSNSのカウント数を参考にして、重要度の高い記事から読むこともできる。つまりどの記事を読めば良いのか、情報の取捨選択ができるわけです」

技術的なこだわりも「Readigest」の魅力

機能だけではない。見やすさやサクサクと動くUIも「Readigest」の特長の一つだ。そのさくさく感を担保するためのチューニングに取り組んだのが、片岡さんである。

しかし一筋縄にはいかなかったと明かす。その原因の一つとなったのが「Readigest」は技術的にも非常に面白いつくりとなっていることだ。

アプリケーション側はSwift、サーバ側はDockerを利用しています。そしてオートスケールはAWS Elastic Beanstalk、ログ集計はFluentdというように最新技術を惜しみなく使っているんです」(橋本さん)

そのために引き継いだ片岡さんは、「初めて触れる技術、しかもWebサービスは初めての経験だったので、相当苦労した」と言う。

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このように最新技術をふんだんに使ったのには理由がある。
「これらの技術が、実サービスでどのくらい活用できるのかを試すためでもありました。今回のアプリのリリースでこういうシーンなら使えるなという勘所がつかめた。ここがエンジニアとして大きな収穫になったと思います」(橋本さん)

リクルートキャリアでは現在、新事業・新サービスの創出に注力している。このようなアプリ開発もその一つである。しかしこれまでリクルートキャリアには、エンジニアの組織が特にあるわけではなかった。

そのため「こんなサービス、アプリを作ろう」と企画はできても、実装は協力会社にお願いすることがほとんどだった。しかしそのやり方では、開発のスピードや品質を自社でなかなかコントロールできないという問題がある。

そこで2015年4月、リクルートキャリアに初のエンジニア組織を新設し、内製で開発する方向に舵を切ったのだ。それが片岡さんの所属するサービスインプリメンツグループだ。現在、「Readigest」は同グループで開発されている。

「まだエンジニアは少ないですが、これからどんどん仲間が増えていくと思われます。どんな仲間が増えるのか、楽しみです」(片岡さん)

また、Readigestの生みの親である橋本さんが、壮大な夢を語ってくれた。

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「今は単独のサービスですが、将来的にはリクルートIDと連携できればと考えています。Readigestに保存した記事から、その人が今、どんなことに興味を持っているか知ることができるようになります。例えばリクルートキャリアに転職の相談に来た場合、同意いただいた方にはレジュメに加え、よりその人の人となりを把握した上で、アドバイスできるようになるかもしれません。そこまで活用できなくても、その人が興味を持っている内容を会話のとっかかりとして使うことができると思うんです」

例えば、iOSのリーディングリストにも対応できるように

「Readigest」がリリースされて約1カ月。まだ広報をしていないため、認知度はそれほど高くはないが、ユーザーからは「サクサクと動くので、使いやすい」という声が届いているという。

「今後もさらなるクオリティアップに取り組んで行きます」という片岡さん。今後、どのようなクオリティアップを見込んでいるのか。

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「今はPocket向けのサービスですが、例えばiOSのリーディングリストにも対応して、気になる記事をすべてReadigestで集約できるようにしたいと思っています」

Pocketに未読記事が山のように溜まっている方は、今すぐ、Readigestをインストールして試してみてほしい。

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