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転職相談に訪れた人にリラックスして受けてもらいたい!「Pepper適職診断」作りました

career

ソフトバンクが発売する世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper」。リクルートキャリアでは開発者向け「Pepper」を使って、明るく笑顔のあふれる職場を作る「Smile Robot」プロジェクトを進めている。その第一弾ロボットアプリ「Pepper適職診断」をリリースした片岡悠人さんに話を聞いた。

リクルートキャリア片岡悠人さん

Pepperの活用にリクルートキャリアらしさを追求

Pepperの開発者版を手に入れ、アプリの企画・検討に取り組んできたネットビジネス推進室の片岡悠人さん。まずは、Pepperで適職診断アプリを作った背景を語ってもらった。

「アプリの企画・立案において、最もこだわったのはリクルートキャリアらしさです。リクルートキャリアの事業の柱は、個人のキャリアと企業の人材戦略に向けた支援サービスを提供しています。転職を考えている人がリクルートエージェントに相談に来た時に、Pepperが適職診断をしてくれるというサービスを提供したら、リクルートキャリアらしさもあり、転職者にも喜ばれるのではないかと思いました」

リクルートキャリア片岡悠人さん▲株式会社リクルートキャリア ネットビジネス推進室 片岡悠人さん

「適職診断」とはリクナビNEXTが同サイトで以前より展開しているサービスで、「仕事選びの価値観テスト」と「自分発見!性格テスト」の合計22問で構成。各設問の回答は「必ずそうしたい」「できるだけそうしたい」「どちらかといえばそうしたい」「こだわらない」の4択となっている。

「PepperではWebサイトと同じ数の問題を出すと時間がかなりかかってしまい、お客さまも飽きてしまいます。それなりに診断ができる数まで出題数を減らし、6問としました。また4択だった回答も2択に。このほうがPepperとの対話感が増すからです」と、「Pepper適職診断」の工夫点を語る片岡さん。

Pepper

約1週間で開発された「Pepper適職診断」

「適職診断のロジック部分はPythonで書きました。Pepperが読み上げる設問や回答、それに伴うインタラクティブな行動や動作については、Pepper開発用のソフトウェアキット『コレグラフ』で開発しています。『コレグラフ』は直感的なGUIが採用されており、技術的な知識がなくても簡単にPepperの動作を作成、編集できるようなつくりになっているため、開発も簡単。約1週間で開発することができました」

使い方も簡単だ。Pepperの前に立つと、人を認識して目を合わせてくれる。そこで「適職診断」と語りかければ、アプリが起動し適職診断が始まる。あとはPepperが出す設問に答えていくだけだ。単純に設問を出していくだけではない。

それぞれの設問の間には、Pepperが簡単な会話をしてくる。

例えば「どっちがあなたにとって重要?『1.毎日定時で帰れる仕事がしたい』、『2.尊敬できる上司の下で働きたい』」という設問をする。

「2」と答えると、「2か。間違いない。尊敬する人の下だと学びも多いよね。僕の上司はASIMOかな。尊敬する大先輩です」という具合に返してくれる。

すべての設問が終わると「診断しゅーりょー!リクナビNEXTの適職診断で結果を診断するね」という声と共に、診断が始まる。

Pepperが結果を告げている間に、ディスプレイには詳しい診断結果が表示される。質問開始から結果表示までの時間は約5分。

「適職診断のプログラムはクラウドではなく、ローカルに保存している」と片岡さん。ネットワークの不具合によって診断が不良になるのを防ぐためだ。

「Pepper適職診断は、診断結果より診断過程が肝。アイスブレイク的にPepperが相談者の緊張をほぐすような役割を担ってくれればいいなと思っています」

もっと自然な会話ができるようにし、将来は面談練習の相手に

Pepper適職診断はまだサービスが始まったばかりだが、すでに試した人からは、「Pepperだと答えやすい」という声ももらっているという。

改良点はもちろんある。「人間と会話しているような感じにはなっていません。もう少し受け答えがスムーズになるようにしたいと思っています」と片岡さん。どうすればより自然な対話になるのか。

「例えば間を調整したり、語彙のバリエーションを増やしたりすれば、もっと受け答えがスムーズになるのかもしれません。とはいえ、Pepperはあくまでもロボット。ソフトバンクが言っているようにロボットらしさという点も大事にしたいと思っています」

また将来的には「Pepperで面談練習をするというような使い方ができればよいなと思います。ただ技術的な壁が大きく、実現はこれからです」と片岡さんは話す。

適職診断以外にも、Pepperの活用が検討されているという。
「例えば当社の『カクシン』というプロジェクトでは『Smile Pepper』という職場を明るくしてくれるようなPepperの活用を企画しています。Pepperが元気に挨拶し、社員の笑顔を採点したり、仕事でお世話になった同僚に感謝の言葉を伝えてくれたり、社員の健康をケアしてくれたり、お勧めのランチを提案してくれたり、というようなことができるロボットです。働く人たちを笑顔にしてくれる。そんなことができるとよいと思いませんか」

「Smile Pepper」はまだ未来の話だが、Pepper適職診断は7月1日から試験運用を開始した。

「リクルートエージェントに転職の相談をしたい方はもちろんですが、転職は検討していないがPepper適職診断を受けてみたい人でもOKです。いろんな方に使っていただき、感想を教えてほしいですね」

Pepper適職診断はPepperと気軽に触れ合うことができ、しかも自分のキャリアを考える機会にもなる。まさに一挙両得だ。

現在、Pepper適職診断を受けてくれる方を「カクシン」にて募集しているとのこと。興味を抱いた方は、今すぐ下記の問い合わせぺのページより「適職診断Pepper体験希望」と申し込んでみよう!!

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